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- 2025.05.06
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新生活に疲れたあなたへ──心療内科が伝えたい「休む勇気」の大切さ |松山市の心療内科・古町メンタルクリニックより
春から始まった新しい環境、頑張ってきたあなたへ。
4月は、新生活のスタートの季節です。
職場や学校、住まい、人間関係──さまざまな“初めて”が重なり、知らず知らずのうちに心と体は緊張しています。
そして、5月に入るとその反動で疲れが一気に出やすくなるのです。
これが、いわゆる「5月病」と呼ばれる心の不調の始まりです。
「なんとなくしんどい」は心のSOSかもしれません以下のようなサインが出ていませんか?
– 寝ても疲れが取れない-
朝起きるのがつらい、仕事に行くのが苦しい
– 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
– やる気が出ない、集中できない- 人と話すのがおっくうになってきた
– 「自分だけダメかもしれない」と思ってしまう
こうした状態が続くと、うつ状態や適応障害に発展することもあります。
「これくらい大丈夫」と我慢することが、かえって回復を遅らせてしまうこともあるのです。
「休むこと」は逃げではなく、前に進むための選択です。
心療内科に来られる方の多くが、「休むのは甘えではないか」と悩みながら受診されます。
でも、私たちはこうお伝えします。
休むことは、心と体を立て直すための“戦略的な選択”です。
しっかりと回復すれば、また前向きに日常を歩む力が湧いてきます。
早い段階で少し立ち止まることで、大きく崩れるのを防ぐことができます。
当院ではこんなご相談を受けています
– 「仕事に行けないが、どうしていいかわからない」
– 「ストレスで涙が止まらない」
— 「心の疲れを診てほしい」
心療内科では、薬を出すだけでなく、生活や働き方を含めたアドバイスや心理的なサポートも行っています。
必要があれば、診断書の発行や自立支援医療制度の案内も可能です。
ひとりで抱え込まずにご相談くださいつらさは、見えないだけで確かに存在します。
少しの勇気で一歩踏み出せば、回復への道がきっと見えてきます。
古町メンタルクリニックでは、患者さまのペースに寄り添いながら、安心して話せる場所をご提供しています。